レバンドで初めて行われたと記録が残る

農業の歴史は古く、様々な諸説が伝えられています。

最も古い諸説は、シリアのテル・アブ・フレイラ遺跡で発見された農耕跡が、紀元前9050年頃の最古級のモノとされている為、レバンドで初めて農業が行われたと伝えられています。

その他には、エジプトやインドなどで野生の植物の種を植えて、収穫されたと示されている遺跡が発見されています。

エジプトやインドでは、紀元前7000年頃に農耕が始められたと伝えられており、栽培植物はコムギやオオムギだった事がパキスタンのメヘルガルの考古発掘で明らかとされています。

紀元前6000年頃には、東南アジアなどで米の栽培が行われており、中国やインドネシアなどではダイズやアズキ、リョクトウ、サトイモなどの豆類が栽培されるようになったと伝えられています。

アメリカでは6000年以上も前に、現在のトウモロコシの原種となっている、野生のテオシントが栽培されておりそれが北アメリカなどへ広まって行き、徐々にアメリカの人々の主食となっていきました。

紀元前5200年頃からは、トウモロコシやクズウコン、キャッサバなどが栽培されるようになりました。

中世の時代になると、北アフリカや中東、ヨーロッパなどで様々な研究が行われた結果、水車やダム、揚水装置、ため池などの農耕技術が取り入れられてきました。

1492年以降になりますと、南アメリカで栽培されたトマトやトウモロコシ、キャッサバ、ジャガイモ、ココア、タバコなどがヨーロッパなどに持ち込まれ広まって行きました。

逆にヨーロッパからは、コーヒーやサトウキビ、コムギ、香辛料、イヌ、ウマなどがアメリカへ伝えられました。

ヨーロッパから伝えられたもので、特に重要視されたものがウマやイヌで、アメリカではウマやイヌが農業などに欠かす事の出来ない役割を果たしていたとされています。

19世紀から20世紀にかけては、トラクターなどの機械が取り入れられた事で、農業に急激な発展をもたらしました。

機会を取り入れる事で、農作業は今までとは段違いなスピードで行われ、規模も幅広く行えるようになり収穫量も一気に増加傾向に向かって行きました。

これを機に、アメリカやドイツ、アルゼンチン、イスラエルなどでは高品質な作物を栽培する事にも成功を果たす事が出来ました。

1700年から1980年にかけては、世界の耕作地が約50%も増加したとされており、機械化によって品種改良や、農薬、化学肥料などが行われ、更なる増加傾向へ向かっていきました。

日本では、1955年から1973年にかけてが高度成長期と言われており、この時代が最も農家の数が多かったと言われている時代でした。

それ以降は、徐々に農家の数が減少傾向へと向かって行き、現在では専業農家の数が減って行き、農家の約7割が兼業農家だと言われています。

その理由などについては、やはり不安定な収入が大きいとされています。

私達が生きていく上で、欠かす事の出来ない食料の栽培を行っている農家の方々が、少しでも農業を続けていきやすい時代になるよう願うばかりです。